エルトゥールル号遭難事故とイラン邦人救出

遠く中東の地にある国トルコと、極東アジアの国日本、一見するとあまり関わりがないように思われがちです。実際、日本人からするとトルコについてあまり強いイメージがない人も多いでしょう。しかし、実は日本とトルコには、大きな繋がりとなる事件が存在しています。

それが「エルトゥールル号遭難事故」です。これはトルコの船舶エルトゥールル号が日本に来航した際、台風によって座礁してしまうという事故です。これだけならばただの海難事故なのですが、その際日本の村民が救出と保護を行いました。600名以上の人が投げ出されたものの、69名がこれによって一命を取り留めることになります。その後日本は戦艦でエルトゥールル号の遭難者をトルコに送り届けました。

トルコ側はこのことに恩義を感じ、イラン・イラク戦争の際に恩返しをしてくれています。イラン・イラク戦争においてイラクがイラン上空の飛行機を無差別に撃墜するという宣言をした際、タイムリミットギリギリのタイミングでトルコ航空の2機が駆けつけ、イラン国内の法人215名を救出しました。その際、本来であれば難しい判断が必要であったはずの救出をトルコは二つ返事で了承してくれたというエピソードが残っています。

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