エルトゥールル号遭難事故とイラン邦人救出

9月 24th, 2015

遠く中東の地にある国トルコと、極東アジアの国日本、一見するとあまり関わりがないように思われがちです。実際、日本人からするとトルコについてあまり強いイメージがない人も多いでしょう。しかし、実は日本とトルコには、大きな繋がりとなる事件が存在しています。

それが「エルトゥールル号遭難事故」です。これはトルコの船舶エルトゥールル号が日本に来航した際、台風によって座礁してしまうという事故です。これだけならばただの海難事故なのですが、その際日本の村民が救出と保護を行いました。600名以上の人が投げ出されたものの、69名がこれによって一命を取り留めることになります。その後日本は戦艦でエルトゥールル号の遭難者をトルコに送り届けました。

トルコ側はこのことに恩義を感じ、イラン・イラク戦争の際に恩返しをしてくれています。イラン・イラク戦争においてイラクがイラン上空の飛行機を無差別に撃墜するという宣言をした際、タイムリミットギリギリのタイミングでトルコ航空の2機が駆けつけ、イラン国内の法人215名を救出しました。その際、本来であれば難しい判断が必要であったはずの救出をトルコは二つ返事で了承してくれたというエピソードが残っています。

トルコの特徴について

9月 18th, 2015

中東にある国の一つである「トルコ」は、どのような国であるかご存知でしょうか。ここではトルコの基本的な情報について紹介します。トルコは正式にはトルコ共和国と言い、建国が行われたのは1923年のことです。まだまだ新しい国であることが分かります。以前はオスマン帝国と呼ばれていた国の中心地でもありました。

面積は78万平方キロメートル程で、人口は7562万人程です。日本よりも少々小規模な国であることが分かるでしょう。利用されている通貨はトルコリラで、この通貨は高い金利の通貨として知られており、よく投資の対象として利用されます。

首都はアンカラですが、最大の都市はイスタンブールです。両者は直通鉄道によって繋がっているため交通の便は良く、行き来がしやすい環境となっています。日本との時差は6時間で、日本の方が進んでいます。また、トルコはサマータイム制を持っている国であるため、夏の日中は1時間時差が縮まります。

イスラム教国であるために牛肉を食べることはなく、その代わりに羊肉がよく食されています。トルコの代表的料理であるドネルケバブも羊肉が利用されることが多いでしょう。鶏肉を代用として利用することもあります。

トルコの通貨を知っていますか?

9月 15th, 2015

皆さんはトルコという国について、どの程度の知識があるでしょうか。中東の方にある国であることは分かるものの、それ以上の情報は知らない、という人も多いかと思います。イスラム圏の国であり、日本とも親交が深い国であるものの、知っているのは場所とトルコアイス程度というのでは勿体無いでしょう。折角ならトルコについてより詳しく知っておきたいものです。

トルコで利用されている通貨は「トルコリラ」というものです。補助単位はクルシュとなっています。(1トルコリラ=100クルシュです。ドルに対するセントのようなものだと考えて下さい)この通貨の特徴として、デノミネーションが行われたことによって変動幅が大きい通貨である、ということが挙げられます。

不安定な情勢であることも関係して、トルコリラは現在非常に金利が高い通貨となっています。そのため、FX投資を行う場合に利用されることも多い通貨です。投機的な方法ではなく、スワップポイントという方法を利用して投資を行う場合に利用されるもので、長期投資型となるために副業として行うのにもやりやすい通貨となっています。
もっと詳しく知りたい方は、こちらのサイト「トルコリラ.com」へ。

勿論投資先としてだけではなく、親交の厚い親日国としてのトルコについても注目すると良いでしょう。

トルコの人口ピラミッド

9月 13th, 2015

それぞれの国が持っている「将来性」を見る上で非常に重要な指標となるのが「人口ピラミッド」です。これは男性と女性を左右に配置し、それぞれの世代の人口を横棒グラフで表示したものとなります。基本的には上の世代に行くほど少なくなるためにピラミッドという名前で呼ばれますが、先進各国においては必ずしもピラミッド型にはなりません。

多くの国において--日本も例外ではなく--少子高齢化が進んでいるためです。日本の人口ピラミッドは団塊の世代を始めとする中高年世代が最も多く、若年人口が少ないような形となっています。つまり、このまま時間が進むと、下の世代が不足していくことが間違いないわけです。

それでは、投資対象としてもよく知られているトルコの人口ピラミッドはどのようになっているでしょうか。トルコにおける人口ピラミッドは、中高年から若年層までほとんど人口が変わらない構成となっています。老年人口については減っていくものの、その後の人口比率はあまり変わっていないため、まだまだ現在の人口を維持することが出来る状態にあります。若い労働力が今後も期待出来るために、将来性のある国であることが分かる、良い人口ピラミッドとなっています。

イラン・イラク戦争とトルコ航空

9月 11th, 2015

日本とトルコ、一見するとあまり接点が無いようにみえる二国ですが、実は大きな繋がりがある国です。この繋がりのスタート地点となったのはトルコの船であるエルトゥールル号が日本で遭難した際に救出したというもので、それ以来トルコは日本に対して良い印象を持った国となってくれました。その顕著な例として知られることになったのが1985年に起こった「イラン・イラク戦争」の際のトルコ航空の動きです。

イラン・イラク戦争に於いてイラクはイラン上空の飛行機を全て撃墜するという宣言を出しました。それにより、イランに残された日本人が脱出できなくなるという事態が発生します。その時イランの日本大使がトルコ大使館に対して連絡を入れ現在の状況を説明すると、トルコは「エルトゥールル号の恩返しをしたい」という理由でトルコ航空機をテヘランへ派遣、当時イランに残っていた215人の法人を救出することに成功しました。

現在このトルコ航空は名前を変え、「ターキッシュエアラインズ」とし運営をしています。トルコにとってのフラッグキャリアであり、日本はもちろんヨーロッパ、東アジアなどに対しても航路を持つ大きな航空会社として知られるようになっています。